専門用語解説
ベンダーロックイン(Vendor Lock-in)
# ベンダーロックイン(Vendor Lock-in)とは?
ベンダーロックインとは、構築したシステムが特定の提供事業者(ベンダー)の独自技術やプラットフォームに過度に依存してしまい、他のサービスや環境へ移行することが事実上不可能になる現象を指します。
近年普及しているノーコードツールで構築されたシステムは、その裏側にあるソースコードやデータベースの構造がブラックボックス化されており、データを外部へエクスポートできないケースがほとんどです。これは、最初から完全にベンダーロックインされた状態であることを意味します。
経営にもたらす致命的なリスク
一度ベンダーロックインに陥ると、プラットフォーム側が突然「月額利用料の大幅な値上げ」や「サービスの提供終了」を発表した際、利用企業は完全に為す術がなくなります。
コストが高騰しても泣き寝入りして使い続けるか、あるいはゼロから莫大な費用をかけてシステムを作り直すかの二択を迫られます。
事業の生命線となるシステムを構築する際は、プラットフォームの独自仕様に縛られない「独立したフルスクラッチのコードベース環境」を選択し、データとソースコードの所有権を完全に自社でコントロールすることが最も重要です。